ヨガ 服装   ヨガスタジオへ行くときなどに「動きやすい服装でお越しください」といわれます。 ヨガというのは体を大きく使う健康運動になりますので、多くのヨガスタジオや教室は服装に関する注意点を伝えることも多いです。   ただし、「動きやすい服装って具体的にどのようなもの?」といった疑問を抱えている方も多くいます。今回はこのような悩みをお持ちの方に向けて、ヨガの基本的な服装などに関するお役立ち情報を解説します。   ■ヨガの基本の服装を徹底解説!   ヨガにはアクティブな動き、リラックス目的などバラエティに富んだ内容のレッスンがありますが、基本的な服装選びのポイントは大きく変わることはありません。 そこでまずは初心者の方も参考にできるヨガの基本的な服装をまとめましたので解説します。  
  • ブラトップ・スポーツブラ
  ヨガの服装の基本は、体に適度にフィットしつつも締めつけが緩やかなタイプを着用することです。   女性の場合はヨガのレッスンを受けるときの下着選びで悩むことも少なくありませんが、基本的には伸縮性に富んだストレッチ素材を用いたブラトップやスポーツブラを利用するのがおすすめです。   反対に締めつけが厳しいワイヤー入りの補正下着などは、体をねじるポーズや呼吸法を実践するときに心地よさが半減することになりますので注意が必要です。  
  • レギンス・ヨガパンツ
  ヨガを始めたら真っ先に購入しておきたいアイテムのひとつがレギンスやヨガパンツです。ヨガはあぐらをかいたり、脚を大きく開いたりするポーズが非常に多いため、パンツも上半身と同様、伸縮性に富んだものを選ぶのが基本です。   近年、ヨガパンツの主流ともいわれているレギンスは股下からくるぶしまでのラインにフィットするタイトなシルエットが特徴的であり、運動量の多いヨガはもちろんのこと、足を動かすピラティスなどにも最適です。   またレギンスは足の向きや動きが見えやすいというメリットもありますので、生徒さんにポーズのお手本を見せることが多いインストラクターの着用率も高くなっています。   ただしレギンスはヒップや太もものラインがはっきりと見えるため、中には恥ずかしいという方もいます。このような場合はショートパンツやヒップまで隠れるトップスを組み合わせるといった工夫を施してみましょう。  
  • Tシャツ・重ね着が可能なトップス
  ウェアのトップスはTシャツや重ね着可能なものが一般的となります。特にTシャツは入手やコーデが手軽にできるため、初心者や入門者の方にも適しています。Tシャツの種類についてですがこれは襟元の開きが狭く、かつ腰周りがめくれないタイプをおすすめします。   と、いうのもヨガでは逆立ちや逆転のポーズなどの動きを伴うため、一般的なTシャツだと胸元が見えたり、めくれたりする可能性が高いからです。これらの肌の露出が気になる方はインナーを着用することも検討しておきましょう。  
  • ハンドタオル
  ハンドタオルは直接着用するわけではありませんが、ヨガ中は汗をかくことが非常に多いため、汗ふきの目的で持参するようにしましょう。またマットに手をつくポーズを実践するときは、ハンドタオルを置いておけば手汗による滑りを軽減することができます。   その他、ヨガでは仰向けになって寝転ぶシャバアーサナ(ヨガの休息)と呼ばれるポーズをとるときがありますが、ハンドタオルはこのようなシーンにおいてアイピロー(アイマスク)代わりにもなります。  
  • 羽織物
  ヨガの服装は基本的に動きやすい薄手のコーデが好まれますが、レッスン時には羽織物を1枚用意しておくのがおすすめ。と、いうのもヨガでは汗をかくことが多く、この影響で休憩時間に体が冷えることがあります。   羽織物はこのような体の冷えを防ぐ目的で持参することが推奨されています。もちろん瞑想をするときなど、動きを伴わないレッスンを行うときにも羽織物は活躍します。 最近はヨガ向けのスポーツウェアタイプの羽織物も充実していますので、ヨガを本格的に実践する際には1枚用意しておくとよいでしょう。 ヨガ 服装   ■【ヨガの服装】シーン別おすすめコーディネート   前述のようにヨガの服装は伸縮性に富んだタイプを選ぶのが基本です。しかし、ヨガにはさまざまな種類があり、レッスン内容などによって取り入れる動きも変わってきます。   ヨガ実践時の服装によりこだわりを持ちたい方は、シーン別に適したコーディネートも覚えておくとよいでしょう。ここではシーンごとにわけたおすすめコーディネートをまとめましたのでご紹介します。  
  • アクティブな動きを伴うヨガ
  筋力と柔軟性のバランスをとりながらアクティブな動きを取り入れるヨガを行うときは、一般的な服装といわれているスポーツブラとレギンスの組み合わせで問題はありません。   ダイナミックな動きを取り入れたポーズが多くなりますので、裾がめくれたり、ヒラヒラしたりしないタイトなタイプのものを選ぶようにしましょう。ウェアに華やかさを取り入れたい場合は、若干派手な柄物を選ぶのもおすすめです。  
  • リラックス系メニューのヨガ
  ハード系メニューよりも動きを緩めたポーズを実践することが多いリラックス系メニューのヨガでは締めつけの少ないゆったりめの服装でも問題ありません。   特にリラックス系メニューのヨガでおすすめしたいのは軽い締めつけで着心地が抜群の裾しぼりパンツやワイドパンツなどです。これらのヨガパンツは体のラインを隠すこともできるため、体型を気にされる方にも適しています。  
  • 逆転系ポーズを伴うときのヨガ
  下向きの木のポーズや支えのある肩立ちのポーズなど、ヨガには逆転系のポーズが多くあります。このような動きを取り入れたヨガを実践するときは、一般的な服装だとお腹がめくれて胸が露出してしまう可能性が高くなります。   そのため、逆転系ポーズを伴うヨガを行うときは裾やウエスト部分がフィットするタイプのウェアを着用するようにしましょう。また、上下の服装選びで悩んでいる方はオールインワンタイプのものを着用するのもおすすめです。  
  • ホットヨガ
  室温35℃~39℃、湿度約60%の環境下で行われるホットヨガはイメージ通り多くの汗をかきます。そのため、ホットヨガを行うときはショートパンツなどを着用するのがよいでしょう。   ショートパンツも一般的なタイプのものではなく、速乾性に優れた素材が使用されているものがおすすめ。ショートパンツのデメリットは脚が露出してしまうところにありますので、これらに抵抗がある方はレギンスと組み合わせるようにしましょう。   ヨガ 服装   ■まとめ   今回はヨガの服装に関するお役立ち情報を解説しました。ヨガはあぐらや開脚など、体を大きく広げるポーズが非常に多いです。そのため、ヨガのレッスンを受けるときは伸縮性に優れた薄手の素材のものを選ぶのが基本です。   またヨガにはさまざまな種類がありますので、レッスン内容やシーンごとにコーディネートを変更すると、より楽しくレッスンに打ち込むことができるでしょう。現在、ヨガの服装に関するお悩みをお持ちの方はぜひ参考にしてください。   ヨガ 服装