初めてヨガを行うとき、服装選びに悩む人はとても多いです。 結論から言うと、体験レッスンなら、手持ち服で全く問題ないです。ヨガ教室に入会したばかりの初心者も、まずは初期投資を抑える意味でも、家にある服で代用可能です。 ヨガウェアの購入は必要なのか。 ヨガに向いている服装の特徴は? ヨガの服装選びのポイントや注意点を知りたい。 ヨガに向いている服装や、できれば避けたい服装があるので、皆さんのお悩みや疑問をひとつずつ解決していきます。
ヨガウェア購入は必須?初心者の服装は手持ち服でOK
冒頭でお伝えした通り、ひとまず初心者のヨガの服装は手持ち服で問題ないです。 ただし、運動に適した服装であるということは大前提なので、ヨガの動きを考慮した素材やデザインを選ぶ必要はあります。 最近のヨガウェアはカラフルでオシャレなデザインが多く、着るとモチベーションが上が利、ヨガ教室に通うのが楽しみになる。 このような気持ちの変化が期待できるのであれば、ヨガ専門のウェアの購入は大いにオススメします。 ヨガ教室入会前からいきなりヨガウェアを購入するのは必須ではないことを理解し、気軽にヨガを始めてみましょう。
ヨガに向いている服装の特徴3つ
具体的にヨガの服装で注意するポイントをお伝えします。ご自身の手持ちの服がヨガの動きを妨げない服装か確認し、ヨガを体験する前の準備リストとして活用しましょう。
1.伸縮性のある動きやすい服装を選ぶ
ヨガは体の柔軟性を活かして様々なポーズをとるため、伸縮性のある動きやすい服装が適しています。 レギンスやタイツのような体に密着する服装は体のシルエットが気になる方には抵抗がありますよね。 そんな時は、ジョギングで使用されるようなスカートとタイツがセットになっている服装や、トレーニング用のウエストがゴムでストレッチがきいたハーフパンツもオススメです。
2.汗をかいても乾きやすい素材を選ぶ
ホットヨガ以外のヨガでも、普段使っていない筋肉に働きかけるので、汗がしたたり落ちます。 汗をかくことを前提に、速乾性のあるポリエステル素材がヨガの服装にピッタリです。 肌触りに関してはコットン素材に軍配が上がりますが、綿100%の場合、汗を吸着すると乾くまで時間がかかるので綿よりポリエステルを選ぶ方がヨガを行う際の不快感は軽減できます。 補足情報として、基本的にヨガは素足で行うため、靴下の素材は気にしなくて大丈夫です。
3.胸元が開かない服装を選ぶ
胸元が開かない服装を選ぶのもヨガの服装で重要なポイントです。 両腕をあげたり、寝転んでストレッチポーズを取ったり、前にかがんだ時に胸元が見えないような、肌に密着した服装を選びましょう。 前傾する度に胸元が開くと人の目も気になりますし、体にフィットする服装なら動きやすくなる上にポーズも取りやすいです。
ヨガの服装選びで避けたいNGポイント3つ
初心者のヨガの服装は速乾性のあるストレッチ素材であればヨガのポーズを取るのに支障はないです。 ただし、できれば避けて欲しい服装が3点ありますのでNGポイントを具体的に解説していきます。
1.裾がめくれやすい服装
上下とも裾がめくれあがる服装は避けましょう。 ヨガは足や腕を高くあげたり、関節の曲げ伸ばしの動作が多いので、裾がめくれあがるようなゆったりしたデザインの場合、ポーズを取った時にお腹やふくらはぎ、太ももが露出し動きに集中できません。 ボディーラインが気になる方は丈が長めのTシャツをハーフパンツやタイツに入れ込んで、腹部や背中が出ないように工夫しましょう。
2.フードのついた服装
ヨガの服装はできれば軽量が望ましいので、フードのついた服装は避けましょう。 寝転んだヨガのポーズの場合、フードがあると首元や後頭部の可動域が狭まり、ストレッチ効果が半減するのも理由のひとつです。 運動後は脇や背中、そして首から汗が流れ落ちるため、Tシャツやタンクトップのような首元がすっきりした服装がヨガには適しています。
3.汗じみが目立つグレー色の服装
体幹を意識したゆっくりとした動作でも、ヨガの発汗効果は高く、色の薄いグレーやベージュ色のTシャツは脇汗が目立ってしまします。 両腕をあげた時に脇が汗しみでくっきり色が変わってしまうと、他の生徒さんの視線が気になり、肩や腕を上げるのに抵抗感があり動きが制限されがち。 汗をかいても目立たない服装を選びましょう。
初心者を卒業したらヨガウェアを買うのもアリ
ホットヨガ、パワーヨガ、ハタヨガ、アシュタンガヨガとヨガの種類はとても多いです。 例えば、ホットヨガは室温が高く汗がふき出します。 ホットヨガを体験してみて「自分に合っているな。継続してみよう。」と感じた場合は、ホットヨガに適したヨガウェアの購入を検討してみましょう。 初心者を卒業した後は、それぞれのヨガの特徴に合わせてヨガウェアを選ぶようにしましょう。
まとめ
ヨガの服装は、ストレッチがきいた素材で裾がめくれないデザインであれば、持ち合わせの服で間に合います。 今後も継続してヨガ教室に通うのであれば、ご自身が習うヨガのスタイルに適したヨガウェアを購入しましょう。